拗らせ

こんにちは。

今日は長らく続いた雨も止み、晴れて気温も高くなってます。まさに秋晴れという感じですね。

ぼくの心も長らく続いた曇り空が晴れ空に変わりかけているのでここらへんで心境の変化をつらつらとつづっておこうと思います。

ちなみに、僕はこのブログを備忘録てきなものとして利用しています。それも、いつどこで何をしたみたいなものではなく、自分が今どういうことを考えているかの備忘録です。要は、①自分の現在の考えや考えの変遷の様子を書き記すことで頭の中を整理する②後で振り返って大きなスパンでの考えの変遷を理解できること が目的です。

前置きはここらへんまでにしておきまして、最近の考えとか思いを書きたいと思います。

昨日、サークルの新人ライブがありました。アカペラサークルです。自分はサークル2年目なので新人ライブの

運営側の人間でした。とは言っても特に仕事はなかったので、新人がライブにむかって努力する姿を見守るという作業をしていました。

自分にも新人だった時代が1年前にあったわけで、やはり今回の新人ライブの準備やリハなどの新人の様子を見ると自分が新人だったころの気持ちなどを思い出さないわけにはいきませんでした。

自分はどんな新人だったのでしょう。

たぶん、傍から見たらかなり向上心が高く、カドがたっている人間だったと思います。

その頃僕はかなり努力していましたし、サークルへのコミット率が一番高く、サークルに大学生活ささげるぞというような気分だったと思います。新人ライブでは1部トリと大トリを務めましたし、自分でもまあまあ実力あるとも自負していたと思います。恥ずかしい限りです。

その後、サークルの幹部になり、新たなバンドも組んだりとするなかで周りから見たらかなり意識高そうに見えていたと思います。

しかし僕は新人ライブあたりで自分には重要なことが欠けている気づいてしまいました。

それは、自分が音楽を愛していないことです。

僕は新人の頃自分のエゴから練習をしていました。人に負けたくないとか下手だと思われたくないのような。しかし、他の周りのサークル員は違いました。音楽を愛していて、練習することが楽しい、みんなと歌うことが楽しい、そういった感情に突き動かされてサークル活動をしていたのです。

それに気づくまでの僕は、サークル活動をさも義務のように捉えていて、練習はしないといけない、うまくなければいけない、音楽は聴かなければいけない、そういう風に捉えていたのです。

僕は自分が音楽を愛していないことに気づいてから、本当に長いトンネルに突入してしまいました。まだ今もトンネルの中のような気がしますが。

音楽を愛したい→いきなりは愛せないから、練習をしないといけない、音楽を聴かないといけないという気持ちを置いてみる→でもバンド練習はあるしうまくならないといけないから、練習をしないといけない、音楽を聴かないといけない→はやく音楽を愛せるようにならなければならない→この考えはだめだから、時間をおいてみよう→うまくならない

みたいな感じでもうぐるぐる回って大変でした。

中学校高校の部活などでは、部活が楽しいという気持ちや好きという気持ちは一切なくただうまくなりたい、ならないといけないという義務感に駆られて練習していました。それでも運動は焦りがあっても体をとにかくうごかせばなんとかなるのである程度は能力があがっていたし、それが間違っているとも思っていませんでした。

だから本当にどうしたらいいのかわからなかった。混乱して焦りしか生まれなかった。その結果、しばらくして、葛藤があるのは結局サークル活動へのモチベーションがあるからで、モチベーションをとにかく下げれば自分が楽なことにきづいた。ライブなんて別に出なくてもいいや、ぼちぼち楽しくやってればいいや、とりあえずサークルもやめられないし一応迷惑かけない程度にやろう、サークルとは一定の距離感をとろう、執行代が終わったらコミット率下げよう、   そんなことばかり考えていた。最終的には、やる気なんてあっても意味ないしつらいだけだとも思うようになっていた。

 

しかし、この新人ライブを見て、おおきく心を揺さぶられた。

自分が忘れていた一生懸命さ、野心、バンドメンバーやサークル員への愛、サークルライブの楽しさ、そういう新人のときに感じていたものを思い出させられた気がした。それと同時に今までの自分は何をしてきたのだろう、どんなに無駄な時間をすごしてしまったのだろうと後悔しかなり精神的にもやられた。それに、またがんばろうと思ってもうまくいかないかもしれない、だから自分の中で湧き出てくるサークルへの愛やモチベーションなどを抑えるのに必死だった。

しかし、どうしてもサークルのメンバーへの愛、もう一度がんばりなおしたい気持ちが勝ってしまった。

(まるで三井が安西先生に「バスケがしたいです、、」といったときのような気持ちだった。)

 

 

ここまで書いたらもう疲れたのでやめます。

もう一度サークル活動、アカペラ活動、音楽活動をがんばりたい。

今度はサークル、アカペラ、音楽全てを愛してがんばりたいと思っています。